【スマホ育児の悩み】絵本ナビえいごに時間制限はある?使いすぎを防ぐ3つのルール

「子供にスマホを渡すと、いつまでも見ていて心配…」「学習のためとはいえ、視力やスマホ依存が気になる…」


そのお悩みは、お子様の健やかな成長を願う親として当然の感情です。特に幼児期や小学校低学年の段階では、画面に集中しすぎることで姿勢や生活リズムに影響が出やすいため、親としては心配になるのも自然です。


素晴らしいアプリだからこそ、ただ使わせるだけではなく、上手に付き合う方法を考えることが大切です。この記事では、「絵本ナビえいご」に時間制限機能があるかという疑問にお答えし、さらにアプリの効果を維持しつつ、使いすぎを賢く防ぐための、我が家で実践している3つのルールを詳しく紹介します。


事実:アプリに「時間制限機能」はない。だからこそ「親のルール」が活きる

正直にお伝えします。「絵本ナビえいご」には、一定時間が経つと自動でロックがかかるような時間制限機能は搭載されていません。


これは一見すると不便に思えるかもしれませんが、実は親子でルールを決め、守る習慣を育む絶好のチャンスです。

アプリ任せにせず、親と子が一緒に使用時間のルールを作ることで、子どもはテクノロジーと賢く付き合う力を自然と身につけることができます。

また、親が関わることで子どもの安心感や信頼関係も深まります。あなたが、お子様にとって最高のガイドとなるのです。


ルール①:「お約束タイマー」で見える化する

最も効果的なのは、スマホのタイマー機能やキッチンタイマーを使うことです。


アプリを始める前に、お子様と一緒に「長い針が6のところまでね」などと約束し、タイマーをセットします。アラームが鳴ったら、「お約束の時間だね、おしまい!」と、途中でもキッパリ終わらせます。

最初は泣いたり怒ったりするかもしれませんが、繰り返すことで子どもは「アラームが鳴ったら終わり」というルールを理解するようになります。

時間を「見える化」することで、子ども自身が納得しやすくなり、自分で時間を意識する習慣が身に付きます。さらに、親子で一緒に時間を守る体験を積むことで、自己管理能力も自然に育まれます。


ルール②:「ご褒美」ではなく「習慣」にする

「絵本ナビえいご」を「言うことを聞いたら見せてあげる」といったご褒美として使うことは避けましょう。この使い方をすると、アプリが特別なものになり、執着や依存心が生まれやすくなります。

代わりに、「ご飯を食べたら」「お風呂に入ったら」というように、毎日の生活の中に組み込む「習慣」として使います。「歯磨き」と同じように当たり前の日課にすることで、「もっとやりたい!」と駄々をこねることも少なくなります。

淡々と、しかし楽しく取り組むことで、子どもは生活のリズムを理解し、自然に学習の時間を確保できるようになります。親が押し付けるのではなく、日常の一部として取り入れることがポイントです。


まとめ:あなたの賢いルールが、子どもの未来を守ります

アプリに時間制限機能がないことは、決してマイナスではありません。


むしろ、親が主体的に関わる絶好の機会です。タイマーで時間を区切り、ご褒美にせず習慣化するだけで、スマホの弊害から子どもを守りつつ、アプリの効果を最大限に引き出せます。

親が一緒に関わることで、子どもは安心感を持ちながら学習を続けられます。

また、生活リズムや自己管理能力も同時に育てられるので、長期的に見ても健やかな成長に繋がります。

あなたの愛情深い関わりこそ、最高のペアレンタルコントロールです。自信を持って、最高のルールで最高の学びを始めましょう。